定年を待たずにUターンして田舎暮らしを決意したおやじのブログ

アルモンデダイク

田舎暮らしのたろへーのこだわり、アルモンデダイク。

アルモンデダイク、なんとなくヨーロッパで使われているような言葉の響き。麺の堅さのような、サッカー選手のようなものを連想させる言葉だが、これの意味は身の回りにアルモンデ(あるもので)ダイク(DIY)をしてみるという、モノの再生、価値の再発見を意味する言葉です。と、なんか自慢げに書いてみましたが、実は料理界では既に一般に浸透しつつある言葉だったらしく、アルモンデっていう表現はネット上ではもう当たり前に使われているようです。新しく材料を足すことなく冷蔵庫にあるもんで料理を作るってことらしいです。昨今の価格高騰の影響を受けてにわかに脚光を浴びている考え方ですね。

実家に戻ってこれからの生活を築いていくにあたって、今まで両親が使っていた食器、家具、道具などを、自分たちの生活スタイルに合わないから、使いづらいからとかで一掃してしまうことに少しずつ違和感を覚えるようになってきたのがアルモンデを考えるきっかけになったというわけです。部分的に壊れていても、使える部分があればその部分だけ活用しようという考え方です。たろへーの中でのアルモンデでポイントとなるのが木材。木は精度こそ落ちるものの、樹脂や金属でできている物の代用も加工が比較的容易なのでできないことはないし、なんといっても木材は裏山に行けばタダで手に入るというのも木材の魅力の一つです。

ということで、たろへーのアルモンデダイクの代表作を紹介しましょう。キャンプに使える折り畳みテーブルでございます。

脚同士を古くなったテントのポールで接続。脚に穴をあけて圧入し接着剤で固めただけのもの。
天板はニトリの組み立て式ウッドラックの余りを活用。脚に引っ掛けておくだけのシンプル構造。

4本の木材を2本ずつ真ん中をボルトで固定し、それらをポールで連結させ脚を作ります。それを広げておいて、天板を引っ掛ければ完成という。いたって簡単な構造ですが、実際にキャンプで使用しても支障はありませんでした。ただし、ソロで使うには少しばかりでかいな。強度は見ての通りあまりなさそうですが、ダッジオーブンは乗りました。

今回の製作での掘り出しもんは何といってもジュラルミンのポール。30年前に購入したテントのポールを使っています。幕の方は防水性もなくなって、加水分解も進んでいたので捨てるしかなかったのですが、その中でもポールだけは新品のようにキラキラと輝きを失っていなかったのです。ニトリの天板も余りものでせいぜいなんかの台にしかならなかったものだし。材料費は塗料と接着剤を入れても実質500円になってないのでは。買い足したのはボルトナットだけなのでね。ということで、たろへーのアルモンデダイクの工作は今後も続くのであります。   しかし、「アルモンデ」という言葉がすでに一般化されていたとは、先を越された。。

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